令和6年1月1日(月)に発生しました能登半島地震により、日本航空学園 能登空港キャンパスも甚大な被害を受けました。
輪島市は壊滅的な被害を受け、地域によっては未だに電気・水道・ガスも使えず、多くの教職員、生徒の家屋が倒壊・半壊し避難所生活を行っている状況です。不幸にして倒壊家屋の下敷きになり、お亡くなりになった保護者もおられます。
震災発生翌日には理事長、幹部が山梨から能登空港キャンパスに入り、能登空港で孤立していた避難民の救援ならびに、地元の病院、避難所への水・食料の提供、生徒・保護者、教職員の家族を含む避難者の救援活動を現在も行っております。被災当日は幸いにもキャンパス内には学生・生徒が不在で、全校生徒1000名三日分(9000食)の非常食があり、
それを被災者に配布しました。
能登空港キャンパスは現在、奥能登被災者の救援活動の最前線基地となっています。災害対策における陸上自衛隊飛行隊(ヘリコプター)、特科施設科等の隊員が体育館に寝泊、総務省担当者が大学校校舎に駐在し対応に当たっています。食堂は、ボランティアのコントロール基地となり、格納庫は救援物資の保管、教室は指揮所、宿泊場所になっています。
能登空港キャンパスは貯水タンクが破損し上下水道が使えず、復旧の見通しがつきません。
学園の学生・生徒の学びを止めるわけにはいきません。今年度はオンライン授業を行い、能登空港キャンパスが復旧できるまで、新年度からは高等学校は山梨キャンパス、大学校は新千歳空港キャンパスで受け入れる準備を進めています。それには高等学校600名、大学校は400名の仮設寄宿舎、仮設校舎、教職員の仮設住宅の建設、教育教材の移動費、学生・生徒の移動費など多大な経費がかかる見込みです。学生・生徒の学びを止めないため、今後の教育活動の支援のため義援金を募ります。
何卒ご協力をお願い致します。
雄飛会連合会会長
航友会会長
雄飛会能登空港キャンパス会長
雄飛会山梨キャンパス会長
雄飛会新千歳空港キャンパス会長
日本航空大学校学友会会長
日本航空高等学校石川生徒会長
日本航空学園労働組合石川